マイホーム購入の不安を解消する手段の一つとして完成現場見学会の落とし穴と思い込みと
、そこで起こる思い込みについてお伝えしてきましたが、最後は、完成現場見学会を最大限活用するためにどうしたらいいかをお伝えいたします。
1)完成現場見学会を最大限活用するためには
マイホーム購入を検討する際、完成現場見学会は非常に貴重な情報収集の機会です。
しかし、実際に住んだ時のイメージを掴むのは難しいと感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、完成現場見学会をより効果的に活用するポイントについてお伝えします。
2)活用するためのポイント
完成現場見学会は、情報収集として役立ちますが、前回お伝えした思い込みを防ぐためには、事前に知識や経験を身につけることも重要です。
そのためには、下記のことを行って自分の基準をつくることが大切です。
①複数の物件を比較検討
複数の物件を比較することで、それぞれのメリットやデメリットを把握し、客観的な判断ができます。
異なるタイプの住宅や建築会社の見学会に参加することも、自分の基準をつくるために必要です。
②疑問点は遠慮せずに質問
間取りや設備、費用など、疑問点は遠慮せずに現場の担当者や職人さんに質問しましょう。
③写真等で記録する。
後で見返せるように、可能であれば写真や動画をたくさん撮っておくと、記憶を整理するのに役立ちます。
④担当者とのコミュニケーションを大切にする
希望や疑問を積極的に伝え、担当者とのコミュニケーションは大切です。
<ワンポイントアドバイス>
完成現場見学会に行く前に、自分が知りたいポイントについて担当者に伝えておくことです。
なぜならば、家づくりのポイントの一つは、自分の基準をつくることです。
設計士やインテリアコーディネーターは、何百件と家をつくっているかもしれません。でも注文住宅の家づくりは
あなたが主役です。そのため、あなたにとって最適な家をづくりするためにはどうしたらいいかです。
そのために、ご自身の考えに対してどのように応えてくれるかも大事なことです。
ただ、ご自身に基準がないとプロとしては、前提条件が変わってしまうため、自分の軸をしっかりと
相手に伝えてプロの視点とどの部分が異なっているのかを互いに意見交換を出来る環境をつくることが
失敗しないための家づくりの近道です。
※今後、実際の現場見学会を通してプロのアドバイザー目線でのチェックポイントも取り上げていきたいと思います。
もし、こんな題材を取り上げて欲しいというご意見がありましたら、お問い合わせください。
【完成現場見学会での注意事項】
完成現場見学会は、お施主様の協力を得て行うことが多いです。
そのため施工会社は、検討されるお客様に見て頂きたいと同時に、お施主様の物件を傷つけないように
細心の注意を払いながら開催します。
モデルハウスやショールームと違い、手で触れてみたり、使い勝手を試すようなことは出来きません。
<ワンポイントアドバイス>
そのことも理解をしていただくと、完成現場見学会は、将来の住宅購入や建築に関する貴重な学びの場になります。
注意事項を遵守することで、施工会社の担当者と良好な関係を築くことがで有益な情報を引き出せたりします。
前のコラム:住宅を体感する:完成現場見学会でも陥る思い込みを回避しよう
<MatchingBaseを活用してみよう>
MatchingBaseでは、現場見学会を希望に合わせてアテンドもできます。
また、一緒に同行もして適切なアドバイスもすることが可能ですので、MatchingBaseを活用してみてください。