住まいのコラム

2024/02/14

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住宅を体感する:家づくりの不安を解消する完成現場見学会の活用

マイホームは人生の中でも大きな買い物の一つです。間取りや設備、デザインなど、様々な希望を叶えたい一方で、
実際に住んでみないと分からない不安もつきものです。そんな不安を解消する有効な手段の一つが、現場見学会です。
建築会社を決める前に、どのようなことに気を付けて完成現場見学会に参加するといいのかについて纏めてみました。

完成現場見学会で得られる情報

完成現場見学会では、完成予想図やモデルハウスでは確認できない、実際の住宅の構造や素材、空間の広さなどを体感することができます。
何よりも自分の感覚で見られることです。

完成現場見学会では、以下のような情報を得ることができます。

1)間取りの広さや使い勝手を体感する

  ①写真や図面よりも実際の広さを体感をする。

  ②家具を置いた時の動線や空間の使い勝手を体感する。

  ③圧迫感や開放感などの空間の雰囲気を把握する。

<ワンポイントアドバイス>

モデルハウスや写真よりも実際の広さに近いとはいえ、完成現場見学会でも家具や生活感がない状態で空間を把握するのは、とても難しいと思います。そのために、複数の物件をみることで自分の基準をつくることも大切です。

2)使用されている素材を確認する

  ①外壁材、床材、壁材などの質感や色合いを確認。

  ②標準かオプションの仕様の情報を得る。

写真やカタログでは伝わりにくい素材の質感や色合いを、実際に目で見て、触って確認できます。
素材によって耐久性やメンテナンス性が異なります。現場で確認することで、将来的な修繕費用なども考慮できます。

<ワンポイントアドバイス>
また、小さなお子様がいる場合は、素材がアレルギーを引き起こさないかを確認することも大事なことです。
不安なことがあれば、担当者に遠慮せずに聞いてみましょう。

※こちらのコラムも参考にしてみてください:家づくりで大切な「子どもの安全性」を確保するために

3)収納の使い勝手

  ①収納スペースの大きさや奥行きを確認できる。

  ②収納の使いやすさや効率性を体感できる。

実際に物を置いてみると、収納スペースの広さや奥行きが自分のライフスタイルに合っているかどうか確認できます。
棚の位置や高さ、扉の開閉方法など、収納の使いやすさを実際に体感できます。
またオプションで追加できる収納があるかどうか、確認しておくことも大切です。

<ワンポイントアドバイス>
収納は、数や広さだけではなく、実際に何を収納するのかを具体的にイメージすることが大事です。
そして、収納したものをどのように使うのかをイメージすることが大切です。

※収納の整理に必要なコラムも参考にしてみてください(※将来公開予定)

4)設備の使い勝手

  ①キッチン、お風呂、洗面台などの設備を実際に体感できる。

  ②使い勝手や機能性を比較検討できる。

キッチン、お風呂、洗面台などの設備を実際に確認することで、使い勝手や機能性を比較検討できる機会です。
最新の省エネ設備やスマートホーム機能など、最新の設備を確認することができます。

<ワンポイントアドバイス>
設備というとキッチン・お風呂等の大きなものに目が行きがちですが、日常で大切なスイッチ・コンセントや
外部のコンセント、LANのHUB等といったものも忘れずに見ておくことで、グレード感や後で追加にならないよう
最初から見積段階で意識することが出来ます。

【完成現場見学会での注意事項】

完成現場は、竣工したお施主様の協力を得て行うことが多いです。
そのため施工会社は、検討されるお客様に見て頂きたいと同時に、お施主様の物件に傷つけないように
細心の注意を払いながら開催します。
モデルハウスやショールームと違い、手で触れてみたり、使い勝手を試すようなことは出来きません。

<ワンポイントアドバイス>
 そのことも理解をしていただくと、完成現場見学会は、将来の住宅購入や建築に関する貴重な学びの場になります。
 注意事項を遵守することで、
施工会社の担当者と良好な関係を築くことがで有益な情報を引き出せたりします。

 

次のコラム:完成現場見学会でも陥る思い込みをを回避しよう

<MatchingBaseを活用してみよう>

MatchingBaseでは、現場見学会を希望に合わせてアテンドもできます。
また、一緒に同行もして適切なアドバイスもすることが可能ですので、MatchingBaseを活用してみてください。

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